個人的には、自分の人生だから、何をやってもいい⁉とは言うものの、
ここは日本。
日本は紛れもなく法治国家です。
私たちは法によって拘束される部分があるにせよ、法によって守られていることも事実です。
行為の善悪は、法によって司法に委ねます。

行為に直結するものは「感情」だと言われています。
感情を行動化させる手前で、私たちは一度「思考力」に、戻さなければなりません。

成人として、一人の社会人として生きている私たちは、決して独りきりで生きてるわけではありません。私たちは「自分」を生きていると同時に、自分が気づかないところでも多くの人との関係性の中で繋がりを持ち、「他者」に影響を与える「人間」として生きているのです。

一人の身勝手な行動は、自分一人だけでは終わらないのです。

権力に長らく浸かっていると、何故だか残念ながら、人は「人間」としての自分を見失う傾向がみられます。
それは、長期在任の多くの権力者たちが、傲慢になり組織さえも私物化し、そのことに気づくことさえ出来ないほど、感覚を鈍らせ、醜くなっていく姿に象徴されています。

一方で、自意識が過剰になって、自分勝手に「不安」や「恐れ」を抱くようにもなります。

両者とも、健全ではありません。

ところで、あなたは、誰から見られ、誰から評価されていると思い込み、どれ程の人を意識しているのですか。
それは、あなた自身を律していく役目を果たしているのでしょうか。
あなたの自己顕示欲は、健全ですか。

ささやかでも、柔らかく和やかに暮らせて行けるといいですよね。
大切な「自分」を大事にし、「自分」に繋がる大事な人たちと穏やかに暮らせる何気ない「普通」の
人生が、いかに普通じゃなく得難いものか・・・、・・・と、言うことです。