TAゲシュタルト療法の体験、如何でしたか?
ゲシュタルト・トレーニングコースにご参加下さった方々、二日間、お疲れ様でした。
TAゲシュタルト療法では、セラピー、ワークを単に体験する以上に、そこに潜んでいる自分の背景を知ることが出来ることによって、後日後々にまで、そこでの体験が有意義に生きてきます。
単なるゲシュタルト療法の体験でもなく、分析に終始するだけのTA(交流分析)でもなく、
自分はこういう人間だから…と、自分勝手に思い込んでいる自分の根底に
実は大切なきっかけがあったことに気づけた二日間となったでしょうか。
対人関係における自分流なやり方、それは、ある一定の時期まで確かに
自分を守るために必要だったことに違いありません。
周囲の人たちとの自分固有な関わり方、やりとりの仕方、
関係性の作り方、それらは自分が人に対する時の基本的な態度として馴染んでいたのです。
パターン化された癖のようなその態度、その人が醸し出すその人らしさみたいな。。。。。
それが何故だか徐々に…、今となっては自分を窮屈にし、良好な人間関係を望む自分にとって、
足踏み状態を感じさせ、自分自身を悩ませ、落ち込ませる原因を作り出す種となっています。
そうした自分のことを分析して、理屈として分かったって、それだけじゃ何も変わらないんです。
参加者お一人お一人が、ファシリテータとのワークを通して、各自のペースで、今の自分だからこそ出会える気づきのレベルで、確かな感覚を得られていく様子が感動的でした。
暫く余韻を味わいながら、自身の内側に生じる自己変容への揺れを大事にしていただきたいと願っています。
本当にお疲れさまでした。