2020年。どんな年にしていきましょうか?
留まることを容赦しない時間と云う仕組みの中で、2020年は確実に動き始めました。
昨年からの課題を引きずったまま迎えた2020年は、新年早々世界中で不安要素が拡散している。
中東情勢、中国問題、北朝鮮、韓国。過酷に進む地球温暖化。日産ゴーン氏の問題は企業内問題から国家、さらには国際問題に。
日本は政治屋を筆頭に確実に地盤沈下し、もはや独裁国家にも似た安倍の傍若無人な暴走カオス。
日本は、余りにもドン臭過ぎる。遅い、トロイ。大事なことに時間がかかりすぎる。議員が雲隠れしても昼寝してても動く政治なら、とにかく議員は減らせばいい。税金で議員養うのはウンザリだし。
もはや三権分立は絵に描いた餅だし。
それでも私たちは命ある限り、生き続けなければなりません。
では、では、この一年の時間の中、「自分」を作り上げるためにどのような年にしましょうか?
心理学の理論の一つに「発達心理学」と云う考え方があります。
ヒトは人となり人間に向かう過程の中で、終生発達し続ける生き物であるとする考え方です。
その発達とは、出来ていたことが出来なくなることも含めて、精神的成熟に向けての発達です。
このことを踏まえ、視点を変えて考えると、私たち人間は、人類としての発達として地球規模、世界規模の観点から、外側ではなく内側に向けて、地球・自然・生きとし生けるものたちが、安心安全に暮らせるために一人一人の人間性の成熟度を育む成長の在り方を尊重することが必要ではないかと考えています。
経済活動、右肩上がりの経済成長、金銭のタガや飽くことを知らない物欲主義、階級や権力で評価する形が永遠には続くはずはありません。
不安を煽る妄想や、いつまでも囚われて呪縛のように身動き取れない自分自身に、もがき苦しむ思い込みは別として、人間はやはり確かな「思考力」を持たねばなりません。
そのためにも、自分のための哲学を持ちましょう。
自分自身の柱を立てましょう。
しなやかに生きるためにこそ、ポキッと折れてしまうことのない確かな芯となる支柱を自身の内に
打ち立てましょう。
自分が作り、自分が生み出す、自分のための「哲学」。
「哲学」在っての「思考力」です。
柔軟ながらも流されない、右往左往しない、付和雷同でない、「私と言う『自分』」です。
その「自分」として、後360日近く残されたこの時間の中で、どんな年にして行(生)かれますか?
HCC 東中国カウンセリングセンターでは、カウンセリングを受けなくてもよい自分作りのために
教育的カウンセリング・予防カウンセリング を センターの基本理念に据えて活動を続けています。