気づけないことは繰り返される

私たちの行動の多くは過去の表現である。
それは、多くの場合、非常に初期の子ども時代の経験である。
子ども時代(過去)と人生経験をやり直すことはできない。
しかし、それらは無意識の中に留まり、随所の場面で生起して、
心に残り続ける。

子ども時代の体験や家族に関する物語は、私たちのまさにアイデンティティにおける重要なテーマとして演じられ続ける。
問題なのは成人した今に成って尚、それが現在進行中の大人になってからのやりとりの背景で起きていると理解できないことだ。
誰かがそれを指摘しない限り、私たちはそれに気づけない。

そして、その気づきに至らしめるアプローチこそが、カウンセリングであろうと考える。 

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