治まる気配のない新型コロナウイルスの感染状況
毎日毎日時々刻々伝わり来る中国を発祥とする新型コロナウィルスに関する情報。
閉鎖空間に閉じ込められ、それによって引き起こされる不快な緊張感、不安、不満、俗にいうフラストレーションMAX!‼状態に陥っている人たちは、今や世界中に広がる。
一方、不確かな情報に混乱感情を抱きながら生活を続ける多くの一般の人たちも、これまた厄介な娑婆世界の住人だ。
既に三次感染も報じられており、結局のところ何処で誰から感染したのかなんてわからない。
人の弱みや苦しみさえも我が目先の金儲けの為に必要な医薬品を買い溜め転売する輩さえ各国のあちこちに居る。
娑婆とは、仏教における三千世界の総称であり『忍土』を表す意味合いをも含む。その『忍土』とはその文字通り『苦しみに満ちた耐え忍ぶ場所(人間の住む世界・俗世間・要は一般の私たちがごく普通に暮らしている社会)』ということだ。
娑婆に居る時はついつい忘れがちで、当たり前と感じているこの暮らしが、有事の時に触れると忘れていた大切な何かを思い出させてくれる。
しかし、
止まない雨はない。
朝の来ない夜もない。
それがいつになるかは定かではないが。。。。。
静かに内省する時間を持つことは、今の私たちに必要なことかもしれない。