地球が宇宙から消える日
将来的には、いずれの日にか地球上生命体としての人類はその役割を終えるだろう。
自己を深く理解するにあたって、私たちは己の内と対話しながら自己探究を進める。
この世は未知なることごとに溢れている。
それは私にとって非常に魅惑的であり、何よりも興味深い。
以下にご紹介する「全地球史アトラス」の解明も、全てが真実かどうかは定かでないが、
多領域にわたる多くの研究者らによって進められてきた全地球史の解読である。
現在までに人知でわかり得た情報データに過ぎないかもしれないが、
私自身は興味をもって引き込まれた。
長編作のため鑑賞には約90分近く時間を要するが、ご自身のペースで観ていただけると嬉しい。
この研究では、過去のデータから導き予測される一つの未来図として
「人類役割の終焉」と我々を育んだ「地球そのものが宇宙から消える日」を提示している。
そうなのです。
どんなものも、何もかも、永久に在り続けることなんてできないのです。
いかに必然的現象の中で生み出されたとしても、始めのあるものには、必ずや終わりがあります。
しかし、一方で、
これ程までに永遠とも感じられる時間軸の中、
「今、まさに存在している『自分』」がここに居ることの神秘。
ここに今生かされている『自分』にどれ程の奇跡と愛を感じていますか。
いつの日にか人類そのものが終焉を迎えるとまで言われる今、
目先の小さなことに拘り過ぎたり、他者からの評価に自分自身を追い詰めたりしないで。
たとえ、もしも今辛くて苦しいことがあったとしても、それさえもが生きている証です。
いつまでもは続きません。
先行き不透明なこんな今の時代だからこそ、私たちは「生き」なければなりません。
何のために時間を使い、どのような生き方をするのか。
自分だからこそ出来ることは、誰にもきっとあるはずですから。