変化し続ける社会の中で
こんにちは!
社会は変化し続けています。
いえ、むしろ変化し続けなければ、私たちは生き延びられないのです。
このコミュニティに立ち寄ってくださる方々の年齢性別は様々なので、
それぞれの方々が、何時、何歳の時に初めて海外に出かけられたかは、
それこそ様々でしょうが。。。
……私が生まれて初めて海外に出かけたのは、
いまから半世紀、50年以上も前のことです。
当時は未だそれほど多くの人が気軽に海外に出かけることは少なくて、
ジャンボジェットに乗ったのですが、空席がたくさんありました。
それ以降、数限りなく世界各地を何度も何度も。。。
旅行や研修、留学や出張、仕事の仕入れの為にも出かけました。
半世紀前は確かにまだ憧れの海外旅行だったかも知れませんが、
日進月歩、近年では、
グローバリゼーションの躍進によって、あっと言う間に、
誰でもが、いとも容易く国境を越えられるようになりました。
2018年には世界の国際観光客数が14億人を超えた事をご存じですか。
多くの人々が国境を越え、海を越え、老若男女、好きな場所に出かけ、
人類は過去の人類史で誰も経験したことがない程、
とてつもない海外移動の自由を、心置きなく愉しんでいたのです。
しかし!!! それが、どうでしょう。。。
目に見えない
未知のウィルスの誕生によって、
2020年の春から世界中の国境は閉ざされ、
都市も街も次々と封鎖され、
パンデミックは人々を自分の暮らす村や地域や家からさえも出かけることに
後ろめたさを感じさせるほどになりました。
世界中の人々が自分の街に閉じ込められることになりましたが、
だからと言って、人々はその繋がりや絆を絶たれたわけではありません。
それよりむしろ、いつでも気軽に会えたり、
一緒に居たりでき難くなったからこそ、
余計に恋しさや愛しさが増してくることも事実です。
さらに科学は、遠隔で瞬時に会えるリモートアクセスの機能を
高機能に一般の人々にも使いやすくしてくれています。
職種によっては、現場まで出向かなくても、用が足りる仕事も
徐々にその在り方としての形が見え始めてきています。
こうやって、
人間は否応なしにでも、与えられた環境下で、その場に適応しながら、
良くも悪くも順応変化させていく生き物なのでしょう。
と、言うより、良くも悪くも、社会に順応変化しなければ、
生き延びることが叶わない生物の一種なのだろうと考えています。