「私の雇い主は日本国民。国民のために仕事ができる国家公務員に誇りを持っています」と、
日頃から語っていた誠実な男性（赤木さん）と、その家族を苦しめた許しがたい“事件”は、
あれからどのように捜査が進み、何が明らかにされようとしているのでしょうか。
これは、ドラマや小説の中の出来事ではありません。
現在の日本、私たちの生活基盤であるこの国に発生した紛れもない哀れな姿です。

肥大化し怪物化した政局に溺れる政治屋一味の盲目的な組織。
明らかに腐ってしまった長期安倍政権の下で国民の誰もが知る事件。
歪んだパワハラで、実質の伴わない権力だけを振りかざし、
一人の男性の人生を奪い、家族を苦しみに陥れた事件です。

文書を改ざんし責任を免れようとする不誠実な安倍を中心にした闇集団。
そこに群がる保身官僚、マスゴミたちの裏に渦巻いていたあの隠ぺい体質は、
コロナ禍の今の厳しい現状を生み出している菅政権にキッチリ受け継がれています。

偉そうに「国家」を語る者たちの口から、
国民への「誠実」な対応を聴くことは出来ません。

コロナ禍に於いても、オリパラ開始までの姿勢に対しても、
そして何より現在只今のこの状況下に於いても、
誠意のない言動が「当たり前」のように繰り返されてるだけです。

政府が国民の忘却を待っている感もある森友問題ですが、
「赤木ファイル」の開示で風向きは変わってきました。
これで司法も行政も動かないということになれば、
もはや法治国家も三権分立もすっかり崩壊していると言えるかもしれません。

安倍前総理大臣の政権運営哲学は、次のようなものであったのではないかと、
某政治ジャーナリストが以前語っていたことを思い出します。

◆バカな国民はすぐに忘れる⁉◆ 安倍政権運営哲学
・国民はバカである
・どんなに問題が起きて怒りを買うことになっても、時間が経てば必ず忘れる
・政権のテーマをスリ替えて与えることで、気をそらすことは可能である
・論理的矛盾があっても、繰り返し叫ぶことで事実として信用させられる

こんなにも国民を舐め切った政治屋集団のこの体質は改めて頂かなければなりません。

その為にも、私たちは、お人好しかもしれませんが、決してバカではない‼
と、言うことだけは伝える行動を続けたいものです。
政治屋の思うツボにハマらないように。

国民の命を蔑ろにしてまで…と言うよりむしろ国民を利用して、
利権に群がる歪んだ権力者たちを注視していきましょう。

コロナ感染、パンデミックは、残念ながらそう簡単には収束しないことを覚悟し、
大きな力で突き動かされ否応なく激動するこの地球上で、
「人間」の営み「人間」の質そのものの変化に
対応しうるべく自我構築をしていきたいものです。