問い続ける…その先に辿り着く力を
一向に治まる気配のない新型ウィルス感染状況。
何度も何度も繰り返される自然災害。
地球を襲うパンデミックは、私たちの生活をカオスの中に放り込み、
社会を一変させ、これまでの価値観に揺さぶりをかけてきました。
運命の流れを生きる定めの私たちにとって、避けて通れない事は山ほどあります。
と、云うより運命側からの仕掛けに対して私たちは、
先ずは受け入れることしか出来ません。
しかし、どんな場合にも、そこから学べること気づけることは沢山あります。
人流を止めよ!…と、ただただその程度のことだけを言い続ける政府。
私たちは大事な繋がりを絶たれ、会いたい人にも会えず、
じっと時を待つより他、術(すべ)を持たないのでしょうか。
哺乳類である私たち人間にとって、「繋がる」ということの重要性。
コミュニケーションもそもそもは、その繋がりを得るためツールです。
情報伝達を目的に持つコミュニケーションは、簡略化も進み、
コロナ禍でリモートによるオンライン化が進みました。
三次元的に移動しなくても、相手との距離を縮め、時間も環境も変化させました。
パンデミックによって様々な制約を受け、
私たちは一気に自由を奪われ、息苦しい重苦しい毎日を過ごしています。
欲求を満たすためには、我慢できない。
待てない。
今、本当に自由がないのでしょうか。
自由って何でしょう。
自分を解放するための自由は、
自分の内側から自らが「そちら」への自由に
渡らない限り、
見つけ出すことは出来ないかもしれません。
否応なく押し寄せる人類の運命の中で、
この状況下で気づきや問いを持つことこそが、人として人間として重要かもしれません。
自分の中から沸き起こる「問い」は、簡単には答えに到らないかもしれないけれど、
それでも私たちは、その問いから目を逸らすことなく、
問いの先に見るであろう「何か」に辿り着ける時まで諦めない力を持ち続けたいものです。
*** 明日は傾聴トレーニング ***
どんなワークショップになるか楽しみにしています。