日常に潜り込んでくるAIと生きるために

今年に入って「Chat GTP」との付き合い方についてというテーマで
既に何度かZoomセミナーをやって来た。

AIとの付き合い方。。。
確かに便利なこともたくさんあるし、恩恵も受けている。
過去に物理学者のスティーブン・ホーキング氏が、
「人類が制御不能なまでにその性能性を向上させるかも知れないAIは、
人類の終わりを告げる可能性を孕んでいる。」との指摘を残している。

どんなものでも発明発見された当初、功績と同時にその後の使い方に不安を抱くことが多い。
現在その最たるものが「核」「原発」… 確かに便利であり効率は良いかも知れないが‼
常に危険と背中合わせだ。
扱いを誤る時の破壊力は壊滅的だとしても、
それでもまだそこには、人智、理性、倫理観など、人間性に委ねられる部分を残している。

AIに対するそこはかとない不気味な恐怖感が消せない。
AIそのものに誤った技術・データが組み込まれたりしたらどうなるのだろう。
AIそれ自体が間違いを取り込んでいるかも知れないとしたら…。

それらを含めた上で、心理療法に携わる者として、Chat GTPに相談したら
生身の人間のカウンセラー、セラピストと呼ばれる人たちと何が違うのか?
についてそれぞれの意見を交わし合って来た。

現時点では、AIは分析・解析・データ化は得意。
それに伴って、アドバイス・指示…、相談業務的なコトが優先的に行われている。
私たちが目指し、重要視しているカウンセリングの在り方とは、
今の時点では、随分異質なもののように感じている。

最後に、あのイーロン・マスク氏が今、考えていること、その言葉を添えたい。

「人工知能についてはかなり慎重にならないといけないと思います。
おそらく人類の一番大きな脅威となりうるものですね。
従って、我々には本当に慎重さが求められます。
規制や監視が国レベル、あるいは国際レベルで必要です。
私たちが何か分別に欠けるようなことをしないためにね。
人工知能は悪魔を呼び出すようなものですから」・・・と。

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