COVID-19 は笑っているか?呆れているか?

2020年、世界は未知なる新型コロナウィルスCOVID-19との対決に明け暮れました。
先進国と呼ばれる世界中のあちこちから、
ウィルス感染症の専門家の方々を始めとし
選りすぐりの研究員の人たちが、
様々な角度から分析し発表しても、
これまた同時期を生きているはずの
世界中の経済優先者たちは聴く耳を持ちません。
命より大事な、しがみ付きたいものがあるようです。
過去の価値観から抜け出せないままに、
何とか今まで通りの生活に戻そうと躍起になっているようです。

地球上に生きる多くの人間たちは、人為的な過ちのもとに方向性を失う政策に、
戸惑い翻弄され、警戒し委縮して、新たな病に引き込まれます。

そんな人間の姿をCOVID-19は、どんな思いで見ているのでしょう。
COVID-19は、
私たち人間の愚かさを笑っているのでしょうか?
それとも、
憐れんでいるのでしょうか?
つくづく呆れ果てているのでしょうか?
いいえ、私はそうは思いません。

COVID-19は、
私たち人間が本当に大事なものは何かを求め、
汚染と破壊を続ける文明の危うさに心底気づき、立ち止まり、
新しい第三の道を見つけ出し、
方向転換する時を待ってくれていると信じています。

それにはあくまでも、
人間が自らが、その本質と使命に気づくことを前提に!ですが。

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