リモートカウンセリングを進める中で

昨年来、リモートカウンセリングが続いています。
環境が違うので、クライアントさんの状況が反映されやすい面もあります。

コロナ禍である事に幾らか左右もされていますが、
さまざまに直面するケースは特別変化しているとは言い難いです。
「幸せが、とても遠くにある気がします。」
「いくら頑張っても報われません。」
「ずっと一緒にいて、顔を突き合わせていると息苦しくなります。」
「自分のことに少しけりがついたと思ったら、今度は子どもです。」
「どれだけ尽くしても 更に要求されて、もううんざりです。」
「自分が居なくなっても、悲しむ人はいません。」

・・・・・いろんな想いを抱いて、苦しみながら送る人生。
それでも24時間は誰にも平等です。

自分は、自分の命の責任者として、自分のために生きているのです。

自分が居なくなって一番悔しい思いをするのは、きっと、自分自身です。
妄想のような幸せなんて、そもそも幻想で始めっから有りませんから。

振られたって、別れたからって、あなたが愛を注いだ事実は無駄にはなりません。

そしてそれは、必ず自分の人生の糧となります。いえ、糧にしてください。

あなたの生きた道程は、体験としてあなたの命をふくらませ、
あなたを育て、生きている実感を強くします。

「今年こそはと思いながら婚活も続けたのに、結局結婚できません。」
「いくら頑張っても夫の親戚から馬鹿にされます。」

硬直している価値観は、色んな面で厄介な問題を生じさせます。
しかも、その価値軸の基本が自分自身ではなく、世間や社会の物差し。
だから、いつもいつも気になるのは、世間や社会がどう思うか、という
外側からの評価の眼になってしまいます。

何をどれ程学んだとしても、精神的な未熟さが残り続けると、
絶えず人の顔色をうかがっていないと安心できなくて、
少しの事にも心が揺れ、不安定になり混乱に陥りやすい状態から抜け出せません。

結局のところ、全てのことは、廻り廻って自分の元に戻ります。

なんだ、かんだ、あったとしても、今、生きているじゃありませんか。
それも、これも、生きていればこそのことです。
息をしている。
心臓が動いている。
風を感じる。日差しを感じる。
まぁ、今日は寒波でメチャ寒いですけど。。。

足元の、まずそこから。。。
その「今」に、この「今」に・・・OK!が出せますか?
OK!を出してみましょう。
『何だかんだ言ったって、私は今、ここに居るぞ‼!』って。
何かが違って見え始めませんか。。。

自分の価値軸をしっかり持ち、大事なことだけしっかり押さえる。
それ以外のことは、少々どうでもいい。と、割り切って、
自分の軸は自分が作るんだ!と、自分自身に言い聞かせる。
そんな姿勢で今年一年やってみませんか。

この一年が、あなたにとって、
他の誰でもない、あなたのための一年になりますように。
お祈りしています。

それでも何かあったら、いつでもお気軽にカウンセリングをご活用ください。
先ずは、お問合せメールから…。

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