為人(人となり)が見えてしまう時

人は、平(常)時ばかりを生きて行くことは出来ません。
平時に隠されていた実態(正体)は、有事の時に顔を出します。
平時を勤勉に、如何に研鑽を重ね、突然の有事に如何に備えるか。
これは、あらゆる組織に求められる姿勢でしょう。

当然、政治の世界に於いてもしかりですが、
個人に於いても同様だろうと考えています。
大事な誰かに何かが生じた時、
大事な誰かが何処かで悲しみに沈んでいると分かる時、
その時の、さり気ない行為に…見えてしまう為人(人となり)があります。

反応を受け取る側は、その時に見た人となりの記憶を忘れません。

常に自分のことだけにいっぱいいっぱいで、
自分にとっての損得勘定を中心に生きている人。
他人の思いに到ることの出来ない人。
…( ^ω^)・・・…
利己的に生きている人には、遠く及ばぬ気付きかもしれませんが。

「💖いつも心にスペースを💖」
東中国カウンセリングセンターのキャッチコピーであり、
私の呪文の言葉です。
自分の心をいっぱいいっぱいにしない。
心の何処かにゆとりや、緩やかさを保つためのスペースを空けておく。

自分のためだけでなく、対人関係を良好に保つために、
とても必要なことだと常々考えています。

…自分にとって大事な人…
…今まで大事だった人…
…今までお世話になった人…
…今も、これから先も、大事にしたい人…
…そう思える人に、そうそう出逢えるわけではありませんから…

たくさんの人を求めるより、本当に大事にしたい人と、
大切に丁寧に関りを築いていける人生が、私の心を満たしてくれます。

真面目に勤勉に多くの人たちのお世話をしながら生涯を終えた
私の誇らしい両親の命の灯火を見送った今、
生きることを丁寧に行いたいと深く心に誓います。

丁寧に、一歩ずつ一歩ずつ歩いて行きたいと願っています。

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