2022年が動き出しました
何が有っても無くても、時は流れ、人類がコロナ禍に一人一人の姿を露にする中でも、
2022年、令和四年は幕を開けました。
皆様それぞれに良いお年をお迎えのことと思います。
我が家も、変異するウィルスに、海外からの入国に関して二転三転する
国内の方針に翻弄されながら、
それでも何とか昨年暮れの12月上旬に日本に無事帰国できた孫たちと、
クリスマスもお正月も華やかに和やかに過ごすことが出来ました。
2歳児の孫の脳の機能には感心させられるばかりです。
通常、基本フランス語圏で生活をしていたにも拘らず、
今、凄いスピードで日本語を体得しているのでしょう、
タイミング的には会話が成立するまでに話せるようになりました。
前澤さんが、日本の民間人で初めて宇宙に飛び立ったと同じ日に
我が家の孫は、生まれて初めて飛行機に乗り、13時間もの長旅で到着した日本では、
何時間もの入国検査を空港の寒さの中で受け、
その後3日間は空港内のホテルの部屋に監禁拘束隔離され、
公共交通機関の移動が許されない中で、
私たち家族が迎えに行った自家用車で我が家まで戻りました。
それからも、12日間は厚労省の監視下にあり、GPSの目が光ります。
当然、家から一歩も外出なんてできませんでした。
訳も分からないままに、目に映るものも、耳に聞こえる言葉や音も、
初めてだらけの2歳の幼子が、一体何を感じていたのかと思いを馳せると心が痛みました。
眠って、目覚めるたびに、「?????」ここは何処…?って、混乱していたことでしょう。
それでも順応は早く、今ではすっかり馴染んでいます。
昨年、旅立った母に曾孫を抱かせてあげることは叶いませんでしたが、
今日は家族揃ってお墓参りに行き、孫は花に水を上げ、
墓石の前で小さな手を合わせていました。
クタクタになるほど様々な事態が起こった2021年でしたが、
何とか明けた2022年は、
昨年より少しだけ穏やかで、緩やかであって欲しいと願っています。