自分のケア出来てますか?
胸が熱くなり、心が震え、泣いてしまいました。
こんな感動、感激、そうそう何度も体験できません。
この数日間程、日本人としてこの場に立ち会い、
日本人であったことを嬉しく感じたことはありませんでした。
???何の話???
WBC 侍Jのハート、行動、ことば、スピリット、… 彼らの全てです。
何もかもは奇跡的なくらい美しく感動的に展開していきました。
様々な余韻を多くの人の心に残し、それは過去の歴史として刻まれて行きます。
それと時を同じくして、
その同じ時間の裏側で、
たくさんの現実は見過ごされ、見落とされて行きます。
20年前から表面化していた「孤独死」「孤立死」です。
独居老人だけでなく、近年では中年層の引きこもりからの「孤独死」が増えています。
独り暮らしの方々の中には、数えきれない多様な状況を抱えた人たちがいらっしゃいます。
やっと手に入れた暫しの一人の暮らしを豊かに気ままに愉しんでいる人がいる一方で、
孤立感だけが増し、寂しさと虚しさに気力を落ち込ませていく人。
「自分は、もう誰からも必要とされていないんじゃないか…。」
「自分が居ても居なくても、誰も困らないし、世の中何も変わらない。」
沈んでいく気分に引きずられるようにして、「自分」の面倒さえ見るのが億劫になる。
そうです、セルフネグレクトです。
セルフネグレクトと呼ばれる人たちの多くは、
まず、自炊をしなくなり、掃除洗濯も面倒がり、挙句の果てにはゴミ屋敷状態。
私は、コロナ禍での分断的な社会生活の中でも、
現在徐々に感染対策も緩和される方向に動き出していることも含めて、
独り暮らし、在宅から外出困難な方たち、のお宅に要望があれば出向いています。
カウンセリングとまではいきませんが、傾聴を中心に30~40分程度、
お顔を見てお話し相手をさせていただいています。
誰かと繋がっているという実感。
誰かが自分のことを覚えている、知ってくれていると云う感覚は、
人間にとって「生きる力」を支えてくれるものと信じています。